Date
2025/11/04
サブスクを利用していない無料メディアのPiano活用方法
PIANO Japan株式会社主催イベント「Piano Academy Tokyo 2025」にて、「サブスクを利用していない無料メディアのPianoの活用法」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。パネリストとして報知新聞社 デジタル戦略本部 企画開発部 部長 の神山哲様と、フジテレビ コンテンツ事業局デジタルメディア事業部・広報宣伝部・ データマーケティング部の木下英明様にご登壇いただき、Piano活用施策やその効果、また今後の展望について具体的な事例を交えながら各社よりご紹介いただきました。
導入理由と背景
両社とも無料ニュースサイトを運営し、主に一般的なニュースコンテンツを扱っています。Pianoを導入した理由の一つは、Pianoのソリューションを活用することで、ファーストパーティクッキーが収集でき、サードパーティクッキー規制に対応できる点、そしてGoogleアナリティクス終了に伴い、リアルタイム分析やID管理ツールの代替案としても有効活用されています。
Pianoを活用することで、以下の具体的な効果が両社で実感されています。
ID獲得:メルマガ配信や会員限定コンテンツを通じて、効果的にユーザーIDを獲得。
マネタイズへの活用:獲得したIDを元に、広告ターゲティングやパーソナライズされたコンテンツ配信を実施することで、運用型広告の収益が増加。
工数削減:ABテストやレコメンド、ランキング機能の最適化を自社で効率的に実施できるようになり、開発コストの削減を実現。
今後の展望
また、各社からはPianoを活用した今後の取り組み目標についてもご紹介いただきました。
報知新聞社
Piano AnalyticsとAd Revenue Insightsを導入し、収益データを外部流入施策に活用。
Ad Revenue InsightsとのAPI連携により、リアルタイムデータ活用を推進。
フジテレビジョン
ID統合による会員獲得推進と各種サービスとの連携強化。
連携強化を通じ、さらなるファンの獲得や収益性の改善。
両社からは、現在の成果に高い評価が寄せられるとともに、Piano Publisher Hub for PMPの活用による収益化や、広告売上の拡大といったさらなるPianoソリューションへの期待が述べられました。
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